3年生のみなさん、卒業おめでとうございます。コロナ禍の中の卒業式。色々な制限はありましたが、3年生の門出を最大限お祝いしようと色んな教員の想いが詰まった式になったように思います。リモート卒業式、卒業合唱ムービー、リモート学活。。。いろんな人々のアイディアで創り上げられました。
さて多くの教員は、卒業式の日をイメージしながら3年間子どもたちと関わります。
子どもたちが学校を誇りに想えるように、
自分自身の成長を感じられるように、
支えてくれた親、友、先生に感謝できるように、、、3年間を創っていくのです。
私は2年前、入学してきた目の前の子どもたちと出会ったとき、3年間この子どもたちと過ごすことにワクワクしたものです。
何の迷いもなく。
私は今から1年後にある卒業式の日を、彼らと共に過ごす道を絶ちました。
私は彼らの卒業式を、目の前で祝うことはできません。
これでよかったのか?と問いかける自分もいます。
しかし、
私が信じた道は、卒業式の日に、赤絨毯を胸を張って溌剌と歩ける子どもを1人でも多く育てること。今下を向きつつある子どもたちを、前に向かせること。自分の未来は明るいんだ。自分が幸せに生きる道はあるんだと導くこと。
私が卒業式にいることよりも、重要なことだ。
学校の外からできる、私が信じた子どもたちへの教育を、私を全力で支えてくれる人たちと共に歩んでいこう。よし、やるぞ。