効率的で効果的な正しい学習方法
本塾Teach for FUKUOKAでは、様々な英語教育の研究者のメソッドの中で、お子さまたちにとって最適な5つの英語学習法を徹底伝授します。
最適な英語学習メソッド②:戦略的に英単語を覚える!
2021年度より、高校までに覚えるべき英単語量は以下のように変わります。
(これまで)約3000語
(これから)約4000語〜約5000語
みなさんは、どのように英単語を覚えていますか?
「とにかく書いて書いて書きまくる!」といった覚え方をしている人が多いのではないでしょうか。
それは決して間違っているとは思いませんが、今後は英単語を覚えるメカニズムを正しく理解した上で戦略的に学習していかなければ、到底目標習得語数「4000〜5000語」には到達できません。
<戦略1>:絵やイメージを使うこと
人間の脳は、記憶するときに視覚に頼っています。視覚を最大限に使いましょう!
さてA:文字だけ B:文字+絵 どちらが覚えやすいのでしょうか。
答えは、B:文字+絵です。
人の記憶は、「画像優位性効果」が発揮されるようです。絵やイメージとともに文字を覚えたほうが効率的なようです。
覚えにくい英単語は、絵やイメージを書き加えてみるといいでしょう!
<戦略2>:組織化すること
(出典:"Wildlife Preserves" by Gary Larson,1989, Universal Press Syndicate )
AとBの絵は、どちらが覚えやすいでしょうか。
Aは、ストーリーがないイラスト。
Bは、ストーリーのあるイラストです。
…
Bの方が覚えやすいことがわかっています。
Aは、木の上にぬいぐるみ?カバン?人?
なんかストーリーが見えません。
Bは、森に2匹の大きな熊が話している。
ストーリーが見えます。
つまり、要素がバラバラのものよりも、組織化されたものの方が効果的に記憶できます!
組織化された教材をフルに活用して、英単語を学習しましょう!
①品詞がまとまった単語帳や②教科書で学習するストーリーなどで覚えた方がベターです。
<戦略3>:繰り返すこと
忘却曲線を知っておきましょう。
人の記憶は、残念ながらあまりあてになりません。復習をしないと、すぐに忘れてしまいます。英単語の習得のためには、定期的に復習をしておく必要があります。どのくらいの語を、どのくらいの周期で復習していくのが良いかは、塾の授業の中で徹底指導します!
<戦略4>:深い処理をすること
深い処理をするとは、「工夫して覚える」ということです。
①単語の発音→②単語の意味→③単語のスペル→④単語を使う場面を知る→⑤自分で単語を使う英文を作る この④⑤が、「工夫して覚える」ということになります。
さあ、戦略を最大限に利用して、英単語をしっかり習得していきましょう!!
〈まとめ〉
英単語習得の戦略
1、絵やイメージを使う
2、組織化する
3、繰り返す
4、深い処理をする